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ホーム > 最新技術レポート > Adobe Indesign(インデザイン) による数式組版システムの開発

日本語組版の歴史の中で、数式組版も日本独自の繊細なルールを形成しています。活版、手動写植、電算写植、Windows専用機へと変遷してきましたが未だ電算写植も稼動しており、設備の老朽化やオペレータ不足が問題となっています。

一方、近年の印刷業界では InDesign (*1) が広く普及し、InDesignによる高度な組版、データの二次利用が求められるようになりました。

優れた機能を持つInDesignですが、残念ながら数式を組版することはできません。すでに数式組版プラグインも販売されていますが、当社の要求に見合うものではありませんでした。

(*1) アドビ社製編集レイアウトソフト

このような背景を受け、当社はこの度「InDesginによる数式組版システム」を独自に開発しました。

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特徴
  1. 組版された数式はEPS(*2)などの画像扱いではなく、InDesignテキストボックス内にテキストとして配置されます。したがって、組版後の微調整もInDesignの編集機能を使って自在に行うことができます。
  2. 組版されたInDesgin上の各数式には、オリジナルのTeX(*3)データが保持されており、データベース連携システムの構築を容易にします。
  3. 入力は次の3つの形式をサポートし、容易な数式入力を実現しています。
    • 1) MS-Wordの数式3エディタ(*4)
    • 2) TeX Aide(数式組版フリーソフト)
    • 3) TeX
  • (*2) 画像ファイルフォーマットの一種
  • (*3) テキストベースの組版処理システム
      ※本システムでは数学用の TeX マクロパッケージを採用
  • (*4) 積分記号など複雑な数式を入力するための数式エディタ
今後の予定

今後当社では、社内システムを本システムに移行するとともに、クライアントへの提案活動(=教材のデータベース化など)を展開していく予定です。

また、今回の開発でInDesginオブジェクトの解析が進んだことにより、他アプリケーションとInDesignとの連携システム、高度な自動組版、特殊組版システムの開発が可能となり、お客様のニーズに幅広くお応えしていくことができると考えています。

さらに、マンマシンインターフェースにも改良を加え、ライセンス販売も視野に入れていきます。

お問合せ

事業開発本部 新事業・技術開発部
kaihatu@takeda-prn.co.jp

Adobe および InDesign は、 Adobe Systems Incorporated(アドビシステム社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。

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