竹田印刷株式会社

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名古屋市さま不安を和らげ、安心感を届ける
「医療的ケア児の支援情報サイト」

医療の発達により、心身の機能に障がいがあり、呼吸や栄養摂取などに医療機器やケアを必要とする医療的ケア児が年々増えています。当社は、名古屋市こども福祉課さまの医療的ケア児の保護者に必要な情報提供がスムーズに行えていないという課題を解消するために、医療的ケア児支援サイトを制作。方針から検討し、サイト構造、コンテンツ、導線設計、ビジュアルデザインまで担当しました。

ソリューション
ウェブサイト/サイトメンテナンス/リーフレット
URLhttps://egao.city.nagoya.jp/

課題

  • 医療的ケア児へのサポートを一律で行うことは難しい上に支援内容は多分野にわたるため、どんなサポートがあるのか分かりづらい。
  • まとまった情報提供ができていないため、保護者は情報収集に苦労していた。
  • 窓口が多数あるだけでなく事業所や相談窓口などが頻繁に変化するため、医療的ケア児を持つ保護者は何をどこに問い合わせればいいか分かりづらい状況だった。
  • 保護者がそれぞれの状況に応じて制度やサービスを選べるよう、必要な情報を一括して提供する情報ツールを作りたい。

ソリューション

  • 親しみやすいデザインで作成するだけでなく、医療的ケア児を育てる生活をイメージしやすくするため先輩家族の事例を掲載。医療的ケア児を持つ保護者の不安を軽減できるよう工夫した。
  • 名古屋市さまのさまざまな施策を、経済、障害福祉、子育て、保健、教育の5つのカテゴリーに分けることで、必要な情報を探しやすくした。
  • サイトを知ってもらうためのツールとしてリーフレットを作成。医療機関や行政の窓口でリーフレットを配付しWebサイトへと誘導することで、知りたい情報へいち早くたどり着けるような情報提供を実現。

ポイント

  • 医療的ケアの必要な子どもを育てる家族の気持ちに寄り添う情報ページ
  • 名古屋市さまが行っている施策を、5つのカテゴリーに分けて紹介
  • 名古屋市医療的ケア児支援サイトである「え・が・お」へ誘導するリーフレット。どんな情報が得られるかを伝えるツール

お客さまの声

名古屋市こども福祉課 ご担当者さま

医療的ケアが必要なお子さんに必要な情報は、必要な医療的ケアやお子さんの状態、年齢によっても異なってくるため、サイトに掲載する情報の選定や見せ方が非常に難しく、掲載すべき情報の選定やユーザーの方に分かりやすい情報提供の仕方について、プランナーさんや制作ディレクターさんからその都度的確なアドバイスを頂きながら制作を行うことができました。
サイトの公開後は、医療的ケアが必要なお子さんの保護者の方や支援者の方から「見やすくて分かりやすい」という声をいただいています。また医療的ケアが必要なお子さんへの情報提供に特化したサイトは政令市初の試みだったため、他都市の職員の方からも「名古屋市のえがおのサイトを参考にしたい」という声も頂いています。