プレスリリース
特許取得! 特殊印刷技術「消しゴムで削れるスクラッチ印刷物」お客さまのご要望を実現するために生まれた特殊印刷技術で、新たな価値を創出
竹田印刷株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:細野浩之)は、「消しゴムで削れるスクラッチ印刷物」の発明により特許(特許第7829014号)を取得しました。本技術は、印刷された情報が視認できない状態になっている部分を消しゴムで擦ることで、情報を視認できるようにする特殊印刷技術の特許です。印刷業界においても前例のない画期的な技術として、様々な分野での活用が期待されます。
■開発の背景
開発のきっかけは、お客さまからの「謎解きイベント用に消しゴムで消すと塗りつぶされたデザインから文字が現れる仕掛けを実現できないか」というご相談でした。しかし、既存の技術では実現が難しいことが判明したため、当社独自の特殊印刷技術の確立を目指して、自社での開発に着手することとなりました。
■開発の概要・技術のポイント
従来のスクラッチ印刷物はコインなど硬いもので削る必要がありましたが、今回開発した印刷技術では、一般的な文房具の消しゴムで情報を隠している層(以下、隠蔽層)を簡単に取り除くことが可能です。折り曲げたり、硬いものが隠蔽層に当たったりしてもインキが剥れない点も特徴となっています。開発にあたっては、過去に手掛けた商材の経験から着想を得ました。この技術では、任意の箇所を剝がしやすくするために特殊なインキを使用します。印刷された情報の上に塗料を組み合わせた特殊なインキを塗布して表面を保護し、その上に通常のインキで隠蔽層を印刷する構造を考案しました。この構造により、隠蔽層のインキを消しゴムで擦ることで簡単に除去できる印刷物を実現しました。

■「消しゴムで削れるスクラッチ印刷物」3つのポイント
①消しゴムで削れる利便性
硬貨などの硬いものを準備する必要がなく、一般的な文房具の消しゴムで隠蔽層を削ることができます。
② 高い耐久性
従来のスクラッチ印刷物と異なり、硬いものとの接触や折り曲げによる隠蔽層の剥離が発生しません。流通過程での管理が容易になり、ユーザーにとっても取り扱いやすくなります。
③ 表現の自由度
特殊なスクラッチインキを使用せず、通常のオフセット印刷で製造できるため、通常の印刷物とほぼ同様の工程で製造が可能です。隠蔽層のデザインや色の自由度が高く、線画、イラスト、文字、写真など多様な表現に対応できます。
■想定される活用分野
・イベント用ツール
・チラシ
・DM
・学習教材 など
現在、本技術は複数案件で採用されており、当社が手がける「謎解きイベント」をはじめ、様々な用途での展開が進んでいます。

左側が消しゴムで削る前。右側が消しゴムで削った後。
■ 特許情報
発明の名称: 印刷物、及び印刷物の隠蔽層除去方法
特許番号: (特許第7829014号)
特許権者: 竹田印刷株式会社
発明者 : 本田 敬寛
出願日 :令和6年10月16日
登録日 : 令和8年3月4日
■本件に関するお問い合わせ
住所 :大阪府大阪市中央区農人橋一丁目4番34号信金中央金庫ビル9F(当社総合受付)
部署 :営業9部2課 本田敬寛
E-mail:honda_takahiro@takeda-prn.co.jp
TEL:06-6947-6001(代表)
■竹田印刷株式会社について HP:https://www.takeda-prn.co.jp/
当社は、「人を想い、社会をつなぐ。」をスローガンに掲げ、お客さまの抱える課題に対して、印刷物に限らない多種多様なソリューションを複合的かつ効果的に組み合わせたワンストップソリューションの提供により、お客さまの課題解決を総合的に支援いたします。