印刷事例9選!カタログ・パンフレット・什器の課題解決の実績を紹介

私たちは、大型カタログ・パンフレット等の販促物から店頭什器まで、業種を問わず印刷物の課題解決に取り組んできました。この記事では、100年の印刷業の歴史から印刷物の事例9選をご紹介します。制作の工夫や対応のポイントも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
竹田印刷の印刷事例が示す3つの特徴
印刷物の制作を外部に依頼するとき、「印刷するだけ」の会社と「課題を解決する」会社では、成果に大きな差が生じます。私たちがこれまで手がけてきた印刷事例には、共通する3つの特徴があります。
特徴1|単なる印刷にとどまらない「仕組みをまるごと」提案
大型カタログの制作では、掲載商品数が数万点に及ぶケースも珍しくありません。そうした案件では、印刷技術だけでなく、商品情報を一元管理するデータベース(PIM)の構築や、自動組版システムの導入が不可欠です。私たちは制作・システム・印刷を一体で設計し、「仕組みをまるごと」提案することで、担当者の工数削減と品質の安定化を同時に実現しています。
特徴2|長期継続受注が証明する品質と信頼
この記事で紹介する事例の多くは、数年から十数年にわたり継続して受注している案件です。カタログは毎年改訂が発生する事が多いため、担当者との信頼関係と業界知識の蓄積が品質を左右します。長期にわたって関わり続けることで、お客さまの意図を深く理解した提案が可能になります。
特徴3|業種・規模を問わない対応力と提案の幅
私たちがこれまで手がけてきた印刷事例は、医療・建材・文具・教育・鉄道・アパレルなど、業種を問いません。1,400ページを超える大型カタログから、A4・8ページの旅行パンフレット、全国規模の学習塾の小ロット対応まで、規模や用途も多岐にわたります。
業種が変われば、印刷物のターゲット・情報の優先順位・使われ方も変わります。医療分野では情報の正確性が優先され、建材カタログではプロユーザーが施工をイメージできる誌面設計が求められます。私たちは各業種の特性を理解したうえで、「その印刷物が誰に、どう使われるか」を起点に設計しています。
【大型カタログ】印刷事例3選

大型カタログは、掲載点数の多さ・情報の正確性・印刷製本の品質すべてが問われる、印刷物の中でも難易度の高い領域です。ここでは、私たちが実際に手がけた大型カタログの3つの事例を紹介します。
事例1|約900Pの総合カタログをDB連動で制作
業種: 文具・事務用品卸
規模: 年1回刊行・約900ページ・掲載320,000SKU※
文具・事務用品卸会社の総合カタログでは掲載商品数が約320,000SKUに及び、メーカー約600社・販売店約9,000社という多数のステークホルダーが関わります。
この総合カタログ制作の最大の難所は、情報の「正確性」と制作上の「効率」を両立することでした。メーカーから収集する商品情報はエントリー項目が75項目に及ぶ一方、カタログに必要な情報はそのうち6項目のみ。情報の取捨選択と、誤りのない転記が求められました。
▼私たちが対応時に構築した主な仕組み
- PIM(商品情報データベース)の構築
- 自動組版システムの導入
- 画像管理用リネームシステム
- メーカー校正の一括管理
- Web to Printシステム(販促品制作用SaaS)との連携
※SKUとは:ストックキーピングユニット(Stock keeping Unit)の略。在庫管理上の最小の品目数を数える単位を表しています。
事例2|約1,400P・35,000SKUの医療総合カタログ
業種: 医療機器・用品商社
規模: A4版・1,408ページ・掲載35,000SKU
医療機器・用品を扱う商社の総合カタログでは、商品スペックの誤りが医療現場の安全に直結するリスクとなるため、情報の正確性に対する要求水準が特に高い領域です。また、1,400ページという物量は、納期管理が非常に困難です。
私たちは、誌面情報とデータベースのマッチングを自社構築のシステムで一貫して行うことで、大量ページの制作を安定的に運用しています。商品画像・コピー・スペックはお客さまからご支給いただく体制を整え、制作コストを抑えながら品質を維持する仕組みを確立しました。メーカーへの校正手配・回収も含め、制作するカタログにあわせたフローを作り、制作工程全体を私たちが管理しています。
事例3|建材カタログを全面改訂、施工例ページを2倍に拡張
業種:タイル建材メーカー
対応内容:カタログ全面改訂
設計士や施工業者などのプロユーザーが参照する、タイル建材の総合カタログの改訂事例です。
旧版カタログは商品情報の掲載が中心で、施工例の見せ方が不十分でした。プロユーザーが実際の採用を検討する際には、施工後の空間イメージを豊富に見せることが購買意欲につながります。
改訂にあたり、販売強化商品の商品ページを拡張、施工例写真を大きく配置し、サブカットによるイメージ訴求を強化しました。また、商品紹介ページを単ページから見開き仕様に変更し、施工例を片面で大きく見せる構成に刷新しました。「プロが参考にしたくなるカタログ」という視点で誌面全体を再設計した事例です。
【商品カタログリニューアル】印刷事例2選

カタログ印刷の中でも“リニューアル作業”は、単なるデザイン変更ではなく、情報設計の見直しから始まります。ここでは、業種の異なる2つの商品カタログリニューアル事例を紹介します。
事例4|カタログをビジュアル優先レイアウトに刷新
業種: 住宅設備メーカー
対応内容: カタログ全面リニューアル
旧版は、必要な特長や要素を詰め込んだレイアウトで、商品ごとに伝えたい情報の優先順位が不明確でした。また、各ページに共通機能・オプション情報が重複掲載されており、読者が必要な情報を探しにくい構成になっていました。
リニューアルでは、以下の3点を軸に誌面を再設計しました。
1. ビジュアル優先のレイアウト
空間の仕上がりイメージや機能をできる限り写真・イラストで表現し、テキスト量を削減
2. 情報の優先順位の明確化
商品ごとに「最も伝えたい要素」を定め、情報の優先順位が明確なデザインに変更
3. 価格表の自動計算・差分プログラム導入
複雑なセットプランの価格情報を自動計算化したことにより、改訂時の作業工数とミスを大幅に削減
価格表の自動化は、毎年の改訂コスト削減にも直結する施策です。制作の効率化と誌面品質の向上を同時に実現した事例です。
事例5|カタログにINDEX・商品解説ページを新設、営業ツールとして再設計
業種: 配管メーカー
対応内容: カタログ全面改訂
旧版は商品スペックの羅列が中心で、販売店の担当者や新人営業が見ても商品の使い方・選び方がわかりにくい構成でした。カタログが「注文書の代わり」にしか機能していないという課題がありました。
リニューアル時には、カタログを「営業ツール」として再設計することを目標に据えました。
▼リニューアル時の工夫
・INDEX付き表紙の採用
表紙からカテゴリを直接参照できる構成に
・製品コンセプトを伝えるイントロページの新設
製品への思いや姿勢を冒頭で伝え、ブランドへの共感を醸成
・商品解説ページの追加
カタログ自体が教育ツールとして機能する構成に
・使用例イラストの追加
使用例イラストを併記し、商品の使われ方を視覚的に伝達
このほかスペックページは色使いを抑えてすっきりと整理し、情報の視認性を高めました。「配管カタログのスタンダードを目指す」という方針のもと、業界内での差別化を図った事例です。
【パンフレット・小冊子】印刷事例2選
パンフレットや小冊子は、読者の手に渡った瞬間から「伝える力」が問われます。デザインの美しさだけでなく、情報の整理の仕方・配布方法・活用シーンまで設計することで、印刷物としての効果が大きく変わります。ここでは2つのパンフレット・小冊子事例を紹介します。
事例6|旅行パンフレット+駅内告知ツールを一括制作
業種: 鉄道・旅行業
対応内容: パンフレット制作・駅内告知ツール制作
某鉄道会社の旅行商品パンフレットと、駅内告知ツールの制作事例です。
旅行パンフレットは、旅行先の魅力を少ないページ数で伝えるための情報設計が求められます。表紙・中面それぞれで読者の興味を引き、旅行商品への申し込みにつなげる導線を意識した誌面構成としました。
駅内告知ツールは、駅へ設置する大型サインを制作しました。施工写真を確認しながら設置環境に合わせた仕様調整を行い、駅という公共空間での掲出に対応しました。パンフレットと告知ツールを同一チームで制作することで、ビジュアルの統一感と制作効率の向上を両立しています。
事例7|デザインテンプレート+全国各校にあわせた小ロットDM印刷・納品
業種: 学習塾
対応内容: デザインテンプレート制作・小ロットDM印刷・各校納品
学習塾の、全国各校向けDM制作・印刷・納品の事例です。
全国に多数の校舎を持つ学習塾では、各校が独自のスケジュールや告知内容を持つため、「統一されたブランドデザインを保ちながら、各校が自由にカスタマイズできるDM制作の仕組み」が求められていました。
私たちが提案したのは、デザインテンプレートとパーツを組み合わせる方式です。表面(宛名面)と裏面(スケジュール面)のテンプレートを制作し、複数のパーツを用意。各校が必要なパーツを選択して発注するだけで、ブランドの統一感を保ちながら校舎ごとの情報を反映したDMを印刷・納品できる体制を整えました。
小ロット印刷への対応と、全国各校への個別納品管理を組み合わせることで、本部の管理工数を削減しながら各校の運用自由度を高めた事例です。
【店頭POP・什器など販促ツール】印刷事例2選
店頭POP・什器など販促ツールは、消費者との接点を直接つくる印刷物です。デザインの訴求力だけでなく、設置環境・素材・運用のしやすさまで考慮した提案が、販促効果を左右します。ここでは2つの販促ツールの事例を紹介します。
事例8|ショッピングモールの屋内サイン、差し替え可能な情報掲示什器
業種: 商業施設・量販
対応内容: 屋内サイン・装飾シール制作
ショッピングモールの屋内サインと、ドア装飾シールの制作事例です。
グルメフロア内の広場に設置する屋内サインは、W1,300×H1,900mmという大型サイズで、最大の特徴は、店舗情報面が自由に差し替えられることです。
時期・時間帯に合わせてHOTな情報を随時掲示できるため、運用コストを抑えながら情報の鮮度を保つことができます。パンフレットラック隣接して設置することで、来場者への情報配布機能も持たせています。
ドア装飾シールは、モール全体の雰囲気に合わせたデザインで制作。大型施設への施工を前提とした素材選定と、施工後の品質確認まで対応しました。「設置して終わり」ではなく、運用まで見据えた設計が、この事例のポイントです。
事例9|新店オープンの販促プロモーション一式をプロデュース
業種: スーツ販売店
対応内容: 新店オープン販促プロモーション全般
スーツ販売店の新店オープンにあたり、販促プロモーションから店舗什器の手配まで一括でサポートした事例です
新店オープンは、短期間で認知を広げ、来店につなげる必要があります。単一の媒体では届けられる層に限界があるため、複数の接点を組み合わせた施策設計が求められました。
▼実際に行った施策
- 折込チラシ
- TVCM・インフォマーシャル
- デジタルサイネージ
- 手配りティッシュ
- 店舗什器の手配
印刷物の制作にとどまらず、メディアプランニングから什器手配まで、新店オープンに必要な販促施策をワンストップで提供した事例です。「何から手をつければよいかわからない」という状況から、施策全体を設計・実行しました。
印刷事例から見えてくる、竹田印刷に依頼するメリット
事例に共通しているのは、「印刷物の課題は、+αの提案で解決する」ということです。
大型カタログでは、データベース構築・自動組版・メーカー校正管理などの「仕組み」が品質と効率を支えています。カタログリニューアルでは、情報設計の見直しと自動計算プログラムの導入が、毎年の改訂コスト削減につながっています。パンフレット・小冊子では、配布方法・クロスメディア展開・テンプレート運用という「活用の設計」が印刷物の効果を高めています。店頭什器では、素材選定・差し替え仕様・施工対応という「運用まで見据えた提案」が、設置後の価値を生み出しています。
私たちが提供しているのは、印刷物だけではありません。お客さまの課題を起点に、制作・システム・運用を一体で設計する「課題解決型の印刷パートナー」としての役割です。
印刷物の制作・リニューアルについて、まずはお気軽にご相談ください。
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