ホームページリニューアルの進め方・手順を徹底解説|成功のポイント・タイミング・注意点まで【サイト担当者向け】

目次
- ホームページリニューアルが必要なタイミングとサイン
- 失敗しないために最初にやるべき「目的・目標・課題」の整理
- ホームページリニューアルの進め方|7つのステップで徹底解説
- SEO・AIO対策|AI検索時代に対応したリニューアルの新常識
- CMS選定|リニューアル後の運用を左右する重要な選択
- セキュリティ対策|リニューアル時に必ず確認すべき安全対策
- リニューアル担当者必見!着手前に確認すべき事前準備チェックシート
- 竹田印刷のホームページリニューアルサービス
1. ホームページリニューアルが必要なタイミング

ホームページは常に最新の状態を保つことが重要
ホームページは一度作ったら終わりではありません。時代の変化とともに、デザインの老朽化・スマートフォン非対応・情報の陳腐化などが積み重なり、気づかないうちに企業の信頼性や集客力を損なっている可能性があります。現状のサイトを客観的に評価し、課題を明確にすることがリニューアル成功の第一歩です。
また、ユーザーが最初に接触するのがホームページである場合が多く、第一印象が顧客獲得に直結します。古いデザインや使いにくいナビゲーションは、ユーザーの離脱を招き、集客機会を失う原因になります。自社のWebサイトが本当にビジネスに貢献しているかどうかを定期的に見直すことが重要です。常に最新の状態に保つことで、顧客への訴求力を維持できます。サイトの運営を継続的に行うためにも、定期的な現状確認を習慣化しましょう。
リニューアルを検討すべき具体的な5つのタイミング
リニューアルのタイミングとして代表的なのは、下記のタイミングです。
- 会社のブランディング戦略や事業内容が変わったとき
- サイトの改修が重なり、ユーザビリティや動線の見直しが必要と感じたとき
- 競合他社のサイトと比べてデザインが見劣りするとき
- アクセス数や問い合わせ数が減少しているとき
- システムの老朽化や運用体制の見直しが必要なとき
これらのサインが複数重なっている場合は、リニューアルの優先度を高めて検討を始めることをおすすめします。また、前回のリニューアルから3〜5年が経過したタイミングや、新サービス・新商品のリリース時もリニューアルの好機です。コーポレートサイトとしての信頼性を高めるためにも、定期的な見直しを行いましょう。既存のコンテンツや情報が古くなっていないかも、併せて確認することが大切です。
「なんとなく」のサインをデータで見極めましょう
「なんとなく他社より古く見える」「更新を重ねて動線が複雑になってきた」と感じたら、リニューアルのサインです。ただし、「なんとなく」という感覚ではなく、データに基づいた判断が効率的なリニューアルにつながります。特に、流入元(自然検索・SNS・ダイレクトリンクなど)・流入キーワード・閲覧数の多いページといったアクセスデータの確認を、リニューアル前の必須作業として位置づけましょう。あわせて、検索順位の推移や、狙ったキーワードで上位表示されないといったSEO上の課題がないかも整理しておくことをおすすめします。
リニューアルの必要性は、見た目や感覚だけでなくアクセス解析ツール(Google Analytics など)のデータをもとに客観的に判断することが重要です。アクセスの多いページ・ランディングページ・滞在時間・コンバージョン率などの指標を確認して問題を特定することで、リニューアルの優先順位と対象範囲を明確にできます。
リニューアルで期待できる主なメリット
BtoB・BtoC問わず、比較・検討手段の主流はホームページ(コーポレートサイト・サービスサイト)です。ホームページをリニューアルすることで、集客力の向上・問い合わせ数の増加・ブランドイメージの一新・採用応募数の増加・顧客からの信頼性向上など、自社のビジネス成果に直結する効果が期待できます。また、古いシステムや使いにくいCMS(Content Management System:自社でホームページを更新できるシステム)を刷新することで、社内の更新業務の効率化にもつながります。
リニューアルは単なるデザインの刷新ではなく、会社の成長を加速させるための重要な投資として捉えることが大切です。最新のWebサイト技術を活用することで、ユーザー体験の向上や検索エンジンからの評価アップも期待できます。問い合わせや採用応募が増加した実績を持つ企業も多く、リニューアルの効果は多岐にわたります。
成功のポイント:リニューアルのタイミングや事前調査を誤ると、SEO順位の低下や既存顧客への混乱を招く可能性があります。リニューアルの必要性をデータで確認し、計画的に進めることが重要です。
2. 失敗しないために最初にやるべき「目的・目標・課題」の整理

リニューアル失敗の多くは「準備不足」です。成功の鍵は「設計」と「進め方」です
ホームページリニューアルが失敗に終わる最大の原因は、「なんとなくデザインを新しくしたい」という曖昧な目的のまま着手してしまうことです。リニューアルは多くの時間・費用・人的リソースを要するプロジェクトです。だからこそ、着手前に「なぜリニューアルするのか(目的)」「リニューアルで何を達成するのか(目標・KPI)」「現状の何が問題なのか(課題)」を明確に整理することが不可欠です。これら3点が揃って初めて、制作会社への依頼内容や予算も具体化できます。
実際に多くの会社でよく見られるケースとして、「デザインをきれいにしたい」という要望だけで進めてしまい、公開後も問い合わせが増えなかったという事例があります。リニューアルはデザインの刷新だけでなく、ビジネス課題を解決するための手段であるという認識を、プロジェクトに関わる全員が共有することが重要です。Webサイトを通じて顧客にどのような情報を届け、どのような行動を促すかを明確にすることが成功への第一歩です。担当者だけでなく、経営層も含めた意思決定の仕組みを整えておくことが、スムーズな進行につながります。
目的・目標・KPIの設定方法
目的は「採用応募数を増やしたい」「問い合わせ数を月30件に増やしたい」など、具体的なビジネス成果に紐づけて設定しましょう。目標が決まったら、それを測定するためのKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を設定します。例えば「月間セッション数(訪問数)を現状の1.3倍にする」「コンバージョン率を2%以上にする」「資料ダウンロード数を月50件にする」といった数値目標です。
KPIを設定することで、リニューアル後の効果検証が可能になります。目標は高すぎず低すぎず、現状のデータを参考に現実的な数値を設定することが大切です。また、短期・中期・長期の目標を分けて設定することで、段階的な改善計画を立てやすくなります。自社の強みや顧客ニーズを踏まえた上で、実現可能な数値を選びましょう。
競合サイトの分析も必ず実施しましょう
自社サイトの課題を整理するだけでなく、競合他社のWebサイトを分析することも重要な準備作業です。競合サイトのデザイン・コンテンツ構成・導線設計・訴求ポイントを調査することで、自社サイトとの違いや不足している要素、差別化できるポイントが見つけやすくなります。競合分析の結果は、要件定義やコンテンツ設計に活用できます。また、業界のトレンドや顧客が求めている情報を把握するためにも、競合サイトの定期的なチェックは有効です。競合との差別化ポイントを明確にすることで、リニューアル後のサイトが顧客に選ばれる理由を作ることができます。競合サイトの良い点を参考にしつつ、自社ならではの強みを前面に打ち出したコンテンツ設計を心がけましょう。
社内の認識を揃えることが成功の前提条件です
リニューアルプロジェクトでは、経営層・マーケティング担当・営業担当など複数の関係者が関わります。それぞれが異なるゴールイメージを持ったまま進めると、途中で方向性がブレてしまいます。プロジェクト開始前に、目的・目標・スケジュール・予算感を社内で共有し、合意を取ることが成功の前提条件です。キックオフミーティングを設けて関係者全員の認識を揃えておきましょう。また、プロジェクトの進捗を定期的に共有する仕組みを作ることで、途中での方向転換や手戻りを防ぐことができます。議事録や仕様書を活用して決定事項を文書化し、「言った・言わない」のトラブルを防ぐことも重要です。
ペルソナ設定でターゲットを明確にしましょう
リニューアルを成功させるためには、「誰に向けたサイトにするか」を明確にするペルソナ設定が欠かせません。ペルソナとは、自社の理想的な顧客像を具体的に描いたものです。年齢・職業・課題・情報収集の方法などを詳細に設定することで、コンテンツの方向性や導線設計が明確になります。ペルソナが曖昧なまま制作を進めると、誰にも刺さらないサイトになってしまう可能性があります。既存顧客へのヒアリングや営業担当者からのフィードバックを活用して、リアルなペルソナを設定しましょう。ペルソナ設定は、制作会社への提案依頼書(RFP)にも必ず盛り込むべき重要な情報です。
3. ホームページリニューアルの進め方|7つのステップで徹底解説

進め方の7ステップ
ホームページリニューアルは、正しい手順で進めることで、コストを抑えながら最大の効果を得ることができます。逆に、手順を飛ばしたり順番を間違えたりすると、手戻りが発生し、時間と費用が大幅に膨らんでしまいます。ここでは、リニューアルを成功に導く進め方の7つのステップを解説します。全体の流れを把握することで、プロジェクトをスムーズに進める準備が整います。各ステップで何を決め、何を準備すべきかを理解しておくことが、担当者として最初にやるべき作業です。
ステップ1:現状分析と課題抽出
現在のWebサイトのアクセスデータ・ユーザー行動・競合サイトを分析し、課題を洗い出します。どこのページの離脱率が高いか、どこの導線が機能していないかを確認しましょう。既存コンテンツの棚卸しも同時に実施し、活用できる情報と刷新が必要な情報を整理します。
ステップ2:目的・目標・KPIの設定
リニューアルで達成したいゴールを数値で定義します。今の自社サイトの課題を踏まえ、ビジネス目標と紐づいた明確な指標を設定することが重要です。
ステップ3:ターゲット・ペルソナの設定
誰に向けたサイトにするかを明確にし、コンテンツ設計の軸を作ります。パソコン、モバイルどちらからのアクセスが主軸になるのか、どのようなインサイトを抱えているのかなど、顧客像を具体的に描くことで、訴求すべき内容や伝えるべきメッセージが明確になります。
ステップ4:要件定義・RFP作成
必要な機能・ページ構成・デザイン方針・予算・スケジュールをまとめ、制作会社への提案依頼書(RFP)を作成します。サイトマップの作成もこの段階で行いましょう。サイトマップとは、サイト全体のページ構成を一覧化したもので、情報の整理と制作会社との認識合わせに役立ちます。
ステップ5:制作会社の選定と契約
RFPをもとに複数社から提案を受け、実績・費用・サポート体制を比較して選定しましょう。制作会社の選び方については後述します。
ステップ6:デザイン・開発・テスト
ワイヤーフレーム作成→デザイン確認→コーディング→動作テストの順で制作を進めます。各工程で担当者が確認・承認を行い、認識のズレを防ぎましょう。スマートフォン・タブレットでの表示確認も必ず実施してください。
ステップ7:公開・効果検証・PDCA
公開後はアクセス解析でKPIを定期的に確認し、改善を繰り返すことで成果を最大化できます。リニューアルは公開がゴールではなく、その後の継続的な改善が重要です。
サイトマップとコンテンツ設計の重要性
リニューアルにおいて、サイトマップとコンテンツ設計は制作の土台となる重要な工程です。サイトマップでは、トップページ・サービスページ・会社概要・採用情報・ブログなど、必要なページを洗い出し、階層構造を整理します。ユーザーが目的の情報にどこからでもたどり着きやすい導線を設計することが、コンバージョン率向上の鍵です。コンテンツ設計では、各ページで伝えるべきメッセージ・掲載する情報・CTA(行動喚起)の配置を決定します。既存コンテンツの中で活用できるものは積極的に再利用し、新たに必要なコンテンツは制作スケジュールに組み込みましょう。コンテンツの質と量は、SEO評価にも直結するため、丁寧に設計することが重要です。
制作会社の選び方と注意点
制作会社を選ぶ際は、以下の項目に注意しましょう。
- 提案の質や内容がビジネス目標に沿っているか
- 利用者視点での課題解決策が盛り込まれているか
- 自社と同じ規模の制作実績があるか
- 公開後の保守・運用サポートが充実しているか
- 料金体系は明確になっているか
- 担当者とのコミュニケーションが円滑か
費用だけで選ぶと、品質や対応力で後悔するケースも多くあります。複数社から見積もりと提案を取得し、総合的に判断することをおすすめします。また、画像やイラスト素材の著作権や公開前情報の取り扱い、機密データの保管、破棄手順についても契約前に必ず確認しておきましょう。制作会社との信頼関係が、プロジェクトの成否を大きく左右します。実際に制作会社の担当者と話してみて、自社の課題を理解してくれるかどうかも重要な判断基準です。
リニューアルにかかる期間と費用の目安
リニューアルにかかる期間は、サイトの規模や要件によって異なりますが、一般的には3〜8ヶ月程度が目安です。小規模なサイトであれば3ヶ月程度、大規模なコーポレートサイトや機能追加を伴う場合は8ヶ月以上かかることもあります。費用については、コーポレートサイトリニューアルの場合は300万〜1,000万円程度が相場です。予算を決める際は、制作費だけでなく、公開後の運用・保守費用も含めてプランを立てましょう。また、社内の作業工数(コンテンツ準備・確認作業など)もある程度見込んでおくことが重要です。費用対効果を最大化するためにも、優先度の高い改善から着手することをおすすめします。
成功のポイント:各ステップで「決定事項の文書化」を徹底しましょう。口頭での確認だけでは認識のズレが生じやすく、後から「言った・言わない」のトラブルになりがちです。議事録や課題管理表を活用して、情報を整理・共有することが重要です。
4. SEO・AIO対策|AI検索時代に対応したリニューアルの新常識

検索エンジンだけでなくAI検索にも対応しましょう。これからのリニューアルに必要な視点
ホームページリニューアルを検討する際、従来のSEO対策に加えて、近年急速に普及しているAIO(AI Optimization)対策も視野に入れることが重要になっています。GoogleのAI Overview(旧SGE)やChatGPTなどのAI検索エンジンは、ユーザーの質問に対して複数のWebサイトを参照しながら回答を生成します。AI検索に取り上げられるサイトになるためには、コンテンツの信頼性・専門性・構造化が従来以上に求められます。リニューアルのタイミングでSEOとAIOの両方に対応したサイト設計を行うことが、今後の集客力強化につながります。
特に、検索順位の変動はリニューアル直後に起きやすいため、事前の対策が非常に重要です。リニューアル後に「検索順位が急落した」という事例は多く、その多くがURL変更時のリダイレクト設定漏れや、既存コンテンツの削除によるものです。リニューアルをSEO強化の機会として捉え、計画的に進めましょう。Webサイトの検索順位は、顧客との接点を生み出す重要な資産です。リニューアルによってその資産を損なわないよう、細心の注意を払うことが必要です。
SEO対策として押さえるべき基本ポイント
SEO対策の基本として、以下のポイントを押さえましょう。
- URLを変更する場合の301リダイレクトの適切な設定
- タイトルタグ・見出しの最適化
- ページ表示速度の改善(Core Web Vitals対応)
- 内部リンク構造の整理
- 新しいsitemap.xmlの作成・Googleへの送信
特にリニューアル時はURL構造が変わりやすい傾向があるため、旧URLから新URLへの転送設定を漏れなく行うことが検索順位維持の最重要ポイントです。事前にURLの棚卸しリストを作成し、制作会社と共有しておきましょう。また、既存コンテンツのうちアクセスが多いページは慎重に扱い、むやみに削除・変更しないことが大切です。検索順位が高いページの情報は、リニューアル後も継続して活用できるよう整理しておきましょう。
AIO対策として取り組むべきコンテンツ設計
AIO対策として効果的なのは、以下のポイントを押さえることです。
- 結論ファーストの導入:ページ冒頭に「問いに対する短い回答(1〜2文)」を置く。
- FAQの整備:製品やサービス、導入事例に関するFAQを作り、構造化データでマークアップする。
- 短い定義や要約の用意:主要ページごとに一文程度の要約(スニペットに使われやすい)を用意する。
- 信頼性の明示:出典、統計データ、更新日、著者名を必ず表示する。
- クリアな見出しと箇条書き:AIが重要なポイントを取り出しやすくするために、見出し構造を整える。
- 内部リンクで文脈を補強:関連ページにリンクを張り、AIが情報の関連性を判断しやすくする。
※詳しくは「AIO(AI Optimization)対策入門:ホームページご担当者さまのためのAIOガイド」も合わせてご覧ください。
AI検索はユーザーの意図を深く読み取る傾向があるため、「誰が・何のために・どのように使うか」を正しく示したコンテンツが評価されやすくなっています。リニューアルを機に、既存コンテンツをAIO視点で見直すことをおすすめします。また、最新の情報を定期的に更新し、コンテンツの鮮度を保つことも重要な施策のひとつです。自社の専門知識や実績を活かしたオリジナルコンテンツは、AI検索での引用率を高める上でも有効です。
リニューアル後のSEO効果検証の方法
リニューアル後は、Google Search ConsoleやGoogle Analytics(GA4)を活用して、検索順位・クリック率・セッション数・コンバージョン率の変化を定期的に確認しましょう。リニューアル前後のデータを比較することで、施策の効果を客観的に評価できます。問題が発生した場合は早期に原因を特定し、修正対応を行うことが重要です。PDCAサイクルを回しながら継続的に改善することで、リニューアルの効果を最大化できます。効果検証は月次で実施し、半年・1年後の成果を経営層に報告できる体制を整えておきましょう。定期的にデータを確認・分析する習慣を持つことが、長期的な成果につながります。
注意点:リニューアル直後はGoogleがサイトを再評価するため、一時的に検索順位が変動することがあります。公開後2〜4週間は特に注意深くデータを監視し、異常があれば速やかに対処しましょう。
5. CMS選定|リニューアル後の運用を左右する重要な選択

自社の運用スタイルに合わせてCMSを選びましょう
CMSとは、HTMLなどのプログラム知識がなくても、管理画面から入力するだけでWebページに反映されるシステムのことです。CMSの選定は、リニューアル後の運用効率を大きく左右する重要な判断です。どれだけ優れたデザインのWebサイトを作っても、担当者が更新しにくいCMSを選ぶと、情報が陳腐化し、サイトの価値が下がってしまいます。CMS選定は「制作しやすいか」ではなく「運用しやすいか」を最優先の基準とすることが重要です。リニューアルの要件定義の段階から、CMS選定も並行して進めることをおすすめします。
また、CMSの導入によって、専門知識がない担当者でも記事の追加・修正・画像の差し替えなどが簡単にできるようになります。これにより、制作会社への都度依頼コストを削減し、情報の鮮度を保ちやすくなります。自社の更新頻度や担当者のITリテラシー・スキルに合わせて、最適なCMSを選びましょう。現在使用しているCMSに不満がある場合は、リニューアルのタイミングで乗り換えを検討することも有効です。CMSを活用することで、コンテンツの継続的な更新・追加が可能になり、サイトの鮮度と検索エンジンからの評価を維持できます。
主要CMSの特徴と選び方
代表的なCMSの特徴を整理します。
CMS名 | 特徴 | おすすめの会社規模・用途 |
|---|---|---|
WordPress | 世界シェアNo.1。プラグインが豊富で拡張性が高い。操作が比較的シンプルで使いやすい。 | 中小企業〜大企業。ブログ・コーポレートサイト全般 |
Movable Type | 国内企業での導入実績が多い。静的ファイル生成でセキュリティ面に強み。 | 中〜大企業。ブログ・コーポレートサイト全般 |
HeadlessCMS(microCMSなど) | 表示速度が速く、モダンフレームワークとの相性が良い。 | 中小企業〜大企業。高セキュリティでパフォーマンス重視のサイト |
Wix / Studio | ノーコードで操作が簡単。小規模サイトに向いている。 | 小規模事業者・スタートアップ |
CMS選定で確認すべき3つのポイント
CMS選定の際は以下の3点を必ず確認しましょう。
- 誰が・どの頻度で更新するか:IT知識が少ない担当者が更新する場合は、管理画面の操作性が高いCMSを選ぶことが重要です。
- 将来的な拡張性:事業の成長に合わせて機能追加やページ増設が容易にできるかを確認しましょう。
- サポート・保守体制:CMSのバージョンアップやセキュリティパッチへの対応が継続的に行われているかも重要な選定基準です。
自社の運用体制やIT知識のレベルなどを制作会社と相談して選定しましょう。
現在のCMS・サーバー環境の整理も忘れずに
リニューアルにあたっては、現在使用しているCMSのバージョン・サーバー環境・ドメイン契約情報・SSL証明書の有効期限なども事前に整理しておきましょう。特に、現行CMSから別のCMSへ移行する場合は、コンテンツの移行作業が発生するため、制作会社との事前確認が必要です。
また、サーバーのスペックがリニューアル後のサイト要件を満たしているかも確認が必要です。これらの情報を整理しておくことで、制作会社への依頼がスムーズになります。現在の運営体制(社内対応か外注か)も含めて、リニューアル後の運用フローを事前に想定して設計しておくことが重要です。
CMS選定のコツ:オープンソースから有償ライセンス製品、スクラッチ開発まで様々な種類のCMSが存在するため、企業規模や管理内容、更新担当者のスキルを制作会社と相談して選定しましょう。すべてのページをCMS化することも可能ですが、多機能なCMSは学習コストが高くなり、操作の習得や引き継ぎに時間を要します。基本的には更新頻度の高いページをCMS化し、更新頻度の低いページは制作会社の保守で対応する運用フローがおすすめです。
6. セキュリティ対策|リニューアル時に必ず確認すべき安全対策

サイトリニューアルはセキュリティ強化の絶好のタイミングです
ホームページのセキュリティ対策は、企業の信頼性を守るうえで欠かせない要素です。特にリニューアルのタイミングは、既存のセキュリティ上の問題点を洗い出し、まとめて対処できる絶好の機会です。セキュリティ対策は普段は意識されにくく、分かりづらいですが、サイトが不正アクセスやマルウェア感染の被害を受けると、顧客情報の漏洩・サイトの改ざん・検索エンジンからのブラックリスト登録など、企業に深刻なダメージを与えます。リニューアル時にセキュリティ対策を組み込むことで、安全で信頼性の高いWebサイトを構築しましょう。
近年、中小企業のWebサイトを標的にしたサイバー攻撃が増加しています。「自社は小さいから狙われない」という考えは危険です。セキュリティ対策は大企業だけの課題ではなく、すべての企業にとって必須の取り組みです。顧客の個人情報や取引情報を扱うサイトであれば、なおさら万全のセキュリティ体制を整える必要があります。リニューアルを機に、セキュリティ体制を根本から見直しましょう。また、セキュリティ対策は一度実施すれば終わりではなく、継続的な運用・監視が必要です。
リニューアル時に必ず対応すべきセキュリティ項目
リニューアル時に確認・対応すべきセキュリティ項目は以下の通りです。
- SSL(https)対応:すべてのページをhttps化することは、現在のWebサイトにおける最低限のセキュリティ要件です。Googleも非httpsサイトを「安全でない」と表示するため、SEOにも影響します。
- CMSのバージョン管理:WordPressなどのCMSは定期的なアップデートが必要です。古いバージョンのまま放置すると脆弱性を突かれるリスクが高まります。
- 不要なプラグイン・機能の削除:使用していないプラグインや機能はセキュリティリスクになるため、リニューアル時に整理しましょう。
- 管理画面へのアクセス制限:CMSの管理画面URLを変更したり、IPアドレス制限をかけることで、不正ログインのリスクを大幅に低減できます。
- 定期的なバックアップの実施:サーバー障害や改ざん時の復旧に備えバックアップをとりましょう。
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の導入:不正アクセスや攻撃を自動的にブロックする機能を導入しましょう。
- アクセスログの定期確認:不審なアクセスを早期に検知しましょう。改ざん検知サービスの導入も有効です。
- セキュリティ診断の実施:無償で利用できるチェックツールやセキュリティ診断会社でのチェックなど、サイト規模や自社のセキュリティポリシーに合わせて対応しましょう。
セキュリティ対策を怠った場合のリスク
セキュリティ対策を怠った場合、顧客情報・個人情報の漏洩による信頼失墜、サイトの改ざんによるブランドイメージの毀損、Googleからのブラックリスト登録による検索順位の急落、ランサムウェアによるデータ消失・業務停止、法的責任・損害賠償リスクなど、企業経営に深刻な影響を与える可能性があります。
そのため、セキュリティ対策のコストは、被害を受けた場合の損失と比べれば、はるかに小さいものです。リニューアルを機に、しっかりとした対策を講じましょう。実際に被害を受けた企業の多くが「まさか自社が狙われるとは思わなかった」と話しています。他人事と思わず、早めの対策を実施することが重要です。
7. リニューアル担当者必見!着手前に確認すべき事前準備チェックシート

「あとで困った」をなくすために。リニューアル前に必ず確認しておきたい項目
ホームページリニューアルは、準備が整っていないまま進めると、制作途中での手戻りや公開後のトラブルにつながります。担当者として押さえておくべき事前確認事項をチェックシート形式でまとめました。着手前にこのリストを確認することで、プロジェクトをスムーズに進めることができます。このチェックシートは、制作会社への依頼前の準備確認や、社内の承認を得るための資料としても活用できます。社内だけで整理ができない場合は制作会社へ相談しましょう。制作会社の対応力やコミュニケーション力を測る材料にもなります。
特に初めてリニューアルを担当する方は、どこから着手して何を準備すればよいかわからず不安を感じることも多いと思います。以下のチェックリストを参考に、ひとつひとつ確認しながら進めていきましょう。すべての項目を一度に整理する必要はありません。まずは現状把握から始め、段階的に準備を進めることが大切です。担当者一人で抱え込まず、関係部署や制作会社を巻き込みながら進めることが成功の秘訣です。
目的・体制の整理
- □リニューアルの目的・目標・KPIが明文化されているか
- □社内の承認者・決裁者が確定しているか
- □プロジェクト担当者(窓口)が決まっているか
- □関係部署(営業・採用・広報部門など)への共有・合意が取れているか
- □プロジェクトのスケジュール・マイルストーンが設定されているか
- □ペルソナ(ターゲット顧客像)が設定されているか
現在のサーバー環境・CMS・運用体制の整理
- □現在使用しているサーバーの接続情報を把握しているか
- □現在使用しているサーバーのコントロールパネルの情報を把握しているか
- □現在のCMS名・バージョン、管理画面へのアクセス方法を確認しているか
- □ドメインの管理会社・契約期限・更新担当者を把握しているか
- □SSL証明書の有効期限・管理会社を把握しているか
- □現在のサイト更新頻度(月何回程度か)を把握しているか
- □サイト更新の担当者・運用体制(社内対応か外注か)を整理しているか
- □リニューアル後の更新担当者・運用フローを決めているか
- □現在のサーバースペックがリニューアル後の要件を満たしているか
- □現行CMSから別CMSへ移行する場合、コンテンツ移行の方針が決まっているか
現状サイトの把握
- □現在のサイトのアクセスデータ(GA4など)を取得・確認しているか
- □流入の多いページ・コンバージョンに貢献しているページを把握しているか
- □既存コンテンツの気になる箇所(デザインや導線の問題点など)を特定しているか
- □新規ページや見直しが必要なページのリストアップはできているか
- □原稿や素材(図版や画像)を依頼する部署の把握はできているか
- □競合サイトのリストアップは完了しているか
- □現在の主要なページの検索順位・流入キーワードを把握しているか
要件・予算・スケジュール
- □必要な機能・ページ数・デザイン方針が整理されているか
- □サイトマップ(ページ構成)の案が作成されているか
- □取材や撮影の有無は決まっているか
- □予算の上限が決まっているか(制作費・運用費・保守費を含む)
- □公開・納品希望日、マイルストーンが設定されているか
- □RFP(提案依頼書)または要件定義書を作成しているか
SEO・AIO・セキュリティ対応
- □URLを変更する場合、301リダイレクトの対応方針が決まっているか
- □AIO対策(構造化データ・FAQコンテンツ)の方針が決まっているか
- □使用するCMSの決定または候補が絞られているか
- □常時SSL(https)対応が確認されているか
- □スマートフォン・タブレット対応(レスポンシブデザイン)が要件に含まれているか
- □WAFやバックアップなどのセキュリティ対策方針が決まっているか
- □セキュリティ要件(CMSバージョン管理・プラグイン管理)の方向性はまとまっているか
制作会社との連携
- □見積もり・提案依頼をする制作会社の選定はできているか
- □制作会社の実績・サポート体制を確認しているか
- □著作権・納品物の取り扱いについて整理できているか
- □公開後の運用・保守・セキュリティサポートの内容を確認しているか
- □制作会社との連絡手段・原稿や素材などの受け渡し手段・定例ミーティングの頻度を決めているか
活用のコツ:このチェックシートは、プロジェクト開始時だけでなく、制作会社への依頼前・公開前など、各フェーズの節目に見直すことをおすすめします。抜け漏れを防ぐことで、スムーズなリニューアルを実現できます。
8. 竹田印刷のホームページリニューアルサービス

ホームページから会社案内・映像・システムまで。ワンストップで対応できる
ホームページリニューアルを成功させるためには、Webサイト構築の知識だけでなく、ブランド戦略・デザイン設計・Webマーケティング・運用サポートなど、幅広い専門知識が必要です。竹田印刷は、Webサイト制作・リニューアルをはじめ、各種印刷、映像制作、システム開発、広報支援、ロジスティクスまで、多岐にわたるソリューションをワンストップで提供できる総合ソリューション企業です。複数の会社に依頼する手間なく、一貫したブランドイメージでリニューアルに関わる制作物一式をまとめてご提供できます。
オンライン・オフライン両面でのブランド統一を実現し、顧客との接点すべてで一貫したメッセージを正しく伝えることが、信頼性の向上と顧客獲得につながります。自社のブランドを総合的に一新したいというお客さまのニーズにお応えし、伴走支援いたします。
複数の専門領域をワンストップで対応できるため、ご担当者さまの負担を軽減できることが強みです
一般的なWeb制作会社では、Webサイトの制作は対応できても、会社案内パンフレットの印刷や映像コンテンツの制作、基幹システムとの連携などは別会社への依頼が必要になります。竹田印刷なら、これらを一社でまとめて対応できるため、各社との調整コストが削減され、プロジェクト全体のスピードと品質が向上します。リニューアルに合わせた会社案内の刷新や動画コンテンツの制作などでメディアミックス、クロスメディア展開を支援します。また、ロジスティクス分野のノウハウも活かし、各種在庫管理・配送・納品まで一括して対応できる点も大きな強みです。
豊富な実績と安心のサポート体制で公開後も継続的に成果を追求します
リニューアルは公開がゴールではありません。その後の運用・更新・効果検証・改善まで継続的にサポートする体制が、長期的な成果につながります。竹田印刷では、リニューアル後の運用支援も含めたトータルサポートを提供しており、Web担当者が社内にいない企業でも安心してお任せいただけます。これまでの豊富な制作実績と、各分野の専門スタッフによるサポートで、お客さまのビジネス成果の最大化を支援します。まずはお気軽にご相談ください。
ホームページリニューアルに関するよくある質問
Q:リニューアルの相談から公開まで、どのくらいの期間がかかりますか?
A:サイトの規模や要件によって異なりますが、一般的には3〜8ヶ月程度が目安です。まずはご相談いただき、要件を整理した上でスケジュールをご提案します。
Q:リニューアルの費用はどれくらいかかりますか?
A:サイトの規模や要件によって異なりますが、コーポレートサイトの場合は300万円~1,000万円規模のサイトを多く手掛けています。
Q:専属で対応できる担当がいないのですが、サポートしてもらえますか?
A:はい、ヒアリングで課題やご要望をお聞きし、ご提案から制作、運営サポートまでワンストップで対応いたします。
Q:リニューアル後の更新・運用サポートはありますか?
A:はい、公開後の運用・保守・コンテンツ更新のサポートも承っています。社内にWeb担当者がいない企業でも安心してご利用いただけます。
Q:竹田印刷に相談するメリットは何ですか?
A:Web・デザイン・印刷・映像・システム・ロジスティクスをワンストップで対応。複数社への発注・調整が不要となり、コスト削減とスピードアップを同時に実現できます。リニューアル後の運用・保守まで一貫してサポートします。
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