ロジスティクスとは?最適化に向けて発生しやすい課題と解決に役立つ3つのポイント

積まれたダウンボールの上に様々なアイコンが表示され、物流・ロジスティクスの課題を解消することを表現したイメージ画像

「誤出荷や遅延が減らない」「在庫が合わない」「問い合わせ対応に追われる」「繁忙期になると現場が回らない」。ロジスティクスの現場では、このような悩みが業種を問わず多くの企業で起こります。これらの悩みで厄介なのは、倉庫や配送の現場だけをテコ入れしても、根本原因が受発注、マスタ、顧客対応、販促運用など別の場所にあることが少なくない点です。

本記事では、ロジスティクスと物流の違いから、ロジスティクスで発生しやすい課題とその解決策について解説します。

目次

1)ロジスティクスとは
2)ロジスティクスの実現に向けた業務構造と課題の原因
3)ロジスティクス課題の改善でよくある失敗
4)ロジスティクスの課題を解決するための3つのポイント
5)ロジスティクスの課題解決に役立つワンストップサポート
6)受注から出荷までを最適化する「TS-BASE」

ロジスティクスとは

ロジスティクスとは、商品やサービスが顧客の手元に届くまでのすべてのプロセスをスムーズにし、生産から配送までを最適化する戦略のことです。

物流が運送・荷役・流通加工といったモノを運ぶための業務であるのに対し、ロジスティクスは「物を生産してから顧客に届くまでのあらゆる工程をつなぎ、管理する」ことを表します。

ロジスティクスの取り組み例としては、在庫の過不足をなくしたり、最適なルートで配送ができるように配車計画を作成したり、受注後のデータ加工などの不要な工程をなくしたりすることが挙げられます。

このように、ロジスティクスは物流を含めた生産・受注・在庫管理などの各工程を統合的に管理し、全体の最適化を目指すための経営概念のことです。

ロジスティクスの実現に向けた業務構造と課題の原因

ロジスティクスの実現に向けては、受注業務・物流業務・問い合わせ対応業務といったさまざまな業務を最適化し、経営管理の仕組みの構築が必要です。しかし、課題の要因は一通りではなく、どこか一部の部分最適を行うだけでは、別の工程にしわ寄せが起きることが多く、そのことがロジスティクスの実現を阻む原因となります。

課題の要因となりやすい各業務でのリスク

ロジスティクスの実現に向け業務を最適化する際、課題が発生しやすいのが下記のような業務です。

  • 受注業務:受注方法がバラバラ(メール/電話/FAX/EC)、入力・表記ゆれ、マスタ不整合
  • 物流業務:作業基準が曖昧、ピーク時の人員不足、検品・梱包品質のブレ
  • 問合せ対応業務:問い合わせ窓口が分散、例外対応が属人化、対応マニュアルの不足、レポートが出ず改善が回らない

例えば、商品の受注後に問い合わせ窓口に個数変更の連絡があったが、出荷指示をエクセルデータを使って手作業で管理していたため、受注データの修正が間に合わず誤出荷につながってしまった、というケースが考えられます。

ロジスティクスは「情報(受注・在庫)×現場(物流作業)×運用(顧客対応・事務)」がつながる領域だからこそ、これらの領域を一元管理できるような体制の構築が重要です。

ロジスティクス課題の改善でよくある失敗

ロジスティクスに関する課題の改善策でよくあるのが、課題が出るたびに「別ツール導入」「別会社へ外注」を足し算し、運用が複雑化するケースです。

  • 現場は改善したが、受注データが整理されておらずミスが減らない
  • 在庫は見えるようになったが、問い合わせ対応が増えた
  • 外注はしたが、調整・例外処理が社内に残り負担が減らない

各業務でのミスや煩雑な作業を、個別の課題としてとらえ、「受注業務の改善」「物流業務の改善」のように部分最適を積み重ねると、受注業務と物流業務に一貫性がなくなったり、問い合わせ対応業務との連携がうまくいかなくなったりすることが考えられます。

この状態から抜け出すには、“どこまでを一気通貫で設計するか”を先に決め、受注から配送までの各業務を包括して再設計する視点が必要です。

ロジスティクスの課題を解決するための3つのポイント

ロジスティクスによる最適化を実現し、各プロセスを改善するためのポイントは、大きく「仕組化」「標準化」「外部化」の3つを組み合わせて設計することです。

1. 仕組化(データとシステム)

  • 受注〜出荷までの情報を一元化し、在庫・出荷状況を可視化する
  • マスタ整備、入力ルール統一、例外の扱いを決める

2. 標準化(業務設計と品質)

  • 作業手順、検品ポイント、梱包仕様、同梱物ルールを標準化する
  • KPI(誤出荷率、リードタイム、問い合わせ件数など)を設定し、定期的に見直す

3.外部化(リソースと専門性)

  • 繁閑差が大きい作業はアウトソーシングで平準化する
  • 問い合わせ窓口やデータ処理など、運用面のBPOも含めて設計する

今ある課題の要因が当てはまるポイントを探りながら、周辺領域までまとめてカバーできる施策を採用しましょう。

これらの3つをそれぞれ異なる手段やツールで解決しようとすると、各業務の“つなぎ目”にリスクが残りやすく、各担当者の連携もとりづらいため、各業務を横断して管理・改善できる体制の構築を目指します。

ロジスティクスの課題解決に役立つワンストップサポート

ロジスティクスは、物流業務と受発注、EC運用、顧客対応、販促物管理といった倉庫・配送の外側にある業務がシームレスに結びつくことで最適化が実現されます。

そのため、下記のような「各業務が分断されている」状態には、各業務間の溝を埋めることができる「EC・物流ワンストップサポート」が有効です。

  • 各工程で使用しているシステムが異なり、データの転記や連携が発生している
  • 物流倉庫の状況が分からず、問い合わせへの回答がその場でできない
  • 取り扱い商品が変わったことが伝わっておらず、誤出荷につながる

受注から出荷までを最適化する「TS-BASE」

竹田印刷株式会社が提供する「TS-BASE」は、EC・物流領域のあらゆる課題をワンストップで解決するトータル・ソリューションサービスです。

在庫管理業務の一元化や、ECサイトの立ち上げ、バックオフィス業務の代行など、物流領域だけでなくその周辺業務も含めて最適な体制づくりを伴走支援します。

物流、在庫管理、受注、ECなどの分野でお困りごとがある方はお気軽にご相談ください。

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